(第10回)移民ビザ受領とグリーンカード発行までの手続き
2018年11月上旬 移民ビザ受領とグリーンカード発行までの手続き
前回までに約2ヶ月で申請から承認されるまでの内容について報告したが、それ以降何をする必要があったかについて、簡単にまとめる
移民ビザと関係書類を受領
大使館での移民ビザ面接が終わった際に1週間ほどで郵送されると言われたが、1週間ちょいほどで、レターパックプラスが届いた。中に入っていたのは、
- 移民ビザ(IR1)が貼り付けられたパスポート
- 移民ビザ受領者へのレター(Letter for Immigrant Visa Recipient)
- 米国永住者のためのソーシャルセキュリティ番号のレター(Letter for Social Security Numbers for U.S. permanent Residents)
- USCISへの移民ビザ費用のレター(Letter for USCIS immigrant Fee)
- 黄色い封筒
移民ビザが貼り付けられたパスポート
移民ビザは、パスポートに貼られた状態で届く。移民ビザに書かれているのは、発行場所、氏名、誕生日、パスポート番号、移民ビザ関係のケース番号、移民ビザのカテゴリと移民ビザの期限など。移民ビザの期限は、健康診断を受けた日のちょうど6ヶ月後となっており、大使館のサイトで説明が書いてあった通り。米国に入国予定が当面ないのに、早く健康診断を受けてしまうと、二度手間になることに。
移民ビザ受領者へのレター
あまり大したこと書いてないのだが、列挙すると
- ビザの期限とビザ記載内容があってるか確認してください
- ビザの期限が切れる前に入国することと、黄色い封筒は、手持ちカバンで持参し、入国管理官に渡すこと
- 入国管理官が許可した場合、USCISがグリーンカードを2〜3ヶ月以内に発送する
- 365日以上続けて米国外に滞在した場合は、移民の資格を失う。あと再入国許可など
- グリーンカードや再入国許可は米国外からは申し込みできない
- 万が一移民ビザを使わない場合は、移民局に返却すること
- 移民ビザの記載があった場合の対応方法
重要なのは、黄色い封筒を間違えて、米国行きの機内預けカバンの中に入れてしまうと、大問題になるというところ。
米国永住者のためのソーシャルセキュリティ番号(SSN)のレター
働く、税金、年金などでソーシャルセキュリティ番号が必要になるので、移民ビザ申請時に必要/不必要の選択した方で対応が異なりますよって内容。もやHの場合は、前回の米国駐在時にSSNを取得していたので対応不要
USCISへの移民ビザ費用のレター
移民ビザ関係、各プロセスで細かくお金が取られていくのだが、移民ビザの費用$220を渡航前にUSCISに支払ってくださいと。移民ビザのプロセスやグリーンカードを発行するために必要と記載がある。
支払いはオンラインで可能。
支払いが終わると支払い完了のメールが届き、そこにUSCISのオンラインアカウントを作っておくと、グリーンカードの進捗状況確認や発送先の情報の変更を行うことができるので、必ず作っておいた方がよいと記載がある。これは作っておいた方が良いだろうと思い、さっと作る。
黄色い封筒
これには英語と日本語で絶対に開けるなと必ず携帯しろと注意書きがある。
米国へ渡航準備完了
これらの手続きが終わると、移民ビザ関係の準備は完了。あとは、入国の際に黄色い封筒を入国管理官に手渡して終了。残りは、入国後にグリーンカードを受領するだけ。
次に続く・・・