40代イクメンパパ(駐夫)の米国生活

もやH(moya-h’s blog)の米国生活

(第6回)移民ビザ(グリーンカード)申請の準備って結構大変

2018年10月上旬 移民ビザ(グリーンカード)申請準備

移民ビザ申請書(DS-260)前の対応

移民ビザの申請に関してWEBサイトで事前調査を行ってて、各種書類を集めるのに時間がかかることを理解していたため、例外申請のケース番号が発行されたタイミングで、やれることを進めた方が時間短縮に繋がることを理解していた。特に時間がかかるのが、前回の最後にも紹介した

を先に進めることにした。

警察証明書(犯罪履歴証明書)の取得

日本の警察証明書の取得って住んでる都道府県によって申請することが異なり、東京都の場合は、霞が関の警視庁に申請する必要がある。申請に必要となるものは。

  • 前回妻がもらってきた移民ビザのインストラクション
  • パスポート

警視庁は、今まで用事がなかったので、初めて訪問してみたが、まず敷地に入る前に警備員に要件は?と聞かれる。えらい厳重だなーっと。その後建物に入るには入館申請が必要で、訪問する先の担当部署の人が付き添いしないと中に入れないようになっている。そもそもそんなセキュリティを高める必要があるのか?もやHは、警視庁受付時間開始の午前8:30に到着したので、ほとんど待たされることなく、つきそいの人と部屋の中へ。

持参した書類のレビューと必要事項の記載。そのあと、貴重品は持参の上、指紋を採取する機械にきてくださいっと。カバン(普通のビジネスカバン)には貴重品しかありませんが?っと言うと、すぐそこで(2mぐらい先)、ここは安全な場所なのでカバン置いて行って大丈夫ですっと。言ってることが全然違う気がするが、気にせず、指紋採取される機械へ。指紋を採取されるのはちょっと気に入らないが、これが無いと前に進めないので文句を言わずに、指紋を取られる

これが終わると、警視庁 渡航証明書 受取票を渡され、終わりましたとのこと。これは、警察証明書を受け取る際に必要となり、受取票には、

  • 受取票の番号
  • 受取がいつからできるか(申請から11日後)
  • 必ず本人がパスポートをお持ちください
  • お渡しできる時間

が記載されていた。午前9時前には、警視庁を出ることができ、時間はそれほどかからなかった。もう1組外国人が警察証明書について申請していたが、押し問答しており、もやHが終わった時もずーっと何かもめている様子だった。ともあれ無事に申請が終わってよかった。

補足であるが、警察証明は、全ての申請者は、申請者の国籍の国、および現在の居住地に16歳以降、6ヶ月以上住んでいる場合はその国からの警察証明書が必要です。更に16歳以降、1年以上居住した全ての国からも警察証明書を入手する必要がありますと記載があり、複数の海外に住んだことがある人はここが結構大変なところとなるが、もやHの場合はアメリカだけが対象で、アメリカの警察証明は不要との記載があったため、日本だけの対応で簡単に済んだ。

健康診断のため聖母病院を訪問

移民ビザのための健康診断は、どこでも受けられる訳ではなく、ビザ健康診断指定医療機関で受ける必要がある。東京の場合は、

2箇所から選ぶことができる。もやHの場合は、色々と予防接種について調べていたのと、検診後に会社に行くのに楽な聖母病院を選んだ。ちなみに予約したのは受診日の前日だった。

ここで出てくる予防接種とは、生まれた年によって、受けるべき予防接種が決まっており、子供の時に予防接種の記録が無い場合は、抗体検査をする必要がある。

もやHの場合は、ここで時間を取られる(移民ビザ申請)のが嫌だったため、家の近くの病院で抗体検査を行っており、それを聖母病院に持参していた。結局持参したのは、

  • 前回妻がもらってきた移民ビザのインストラクション
  • パスポート
  • パスポートサイズの写真(30 mm x 40 mm)4枚
  • 子供の時の予防接種の記録
  • 近くの病院で実施した抗体検査
  • アメリカの住所

最後のアメリカの住所は、確定している住所は無いので、妻の勤務先になる予定の住所を記載することにした。

当日午前8時頃に病院に着いて、渡航ビザの受付をするとすでに数名が受付済みの状態だった。たまたまだったのか、他は女性だった。必要な手続きと書類の確認が終わるとビザ検診順序の紙が渡される

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1番目の測定は、身長、体重、血圧、視力などさっと終わる

2番目の血液検査・尿検査は、5分程度待たされたが、さっと終わる

3番目のレントゲン検査も同様に5分程度待たされたが、さっと終わる

4番目の指定医による診察を受けるまでの待ち時間が長かった・・・1時間ぐらい。待合室に通されると3−4名ほどすでに待っている人がいた。診察終わって分かったことだが、医者が一人で担当していたことと、パンツになって受診する必要があったこと。パンツになる理由は、手続きの時でもさんざん聞かれたのだが、体のどこに傷かあるかで、それを実際に確かめること。傷を確かめるのは、多分何かあった時に本人を特定するためのものだろう。

5番目の予防接種は、15分程度待ち時間はあったが、受ける予定だった、風疹とTDを受けて、その後症状が問題ないかを見るために30分ほど院内で待機。何も問題がなければ帰って良いとのこと。

会計は、37,790円。当然保険対象外なので、まーこんなもんだろうと。

健康診断が全て終わったのは午前11時ごろで、計3時間程度かかった。健康診断の結果は、郵送をお願いしたので、4−5日後には届くとのこと

最後に1点注意が必要だが、移民ビザの場合、米国への入国期限が健康診断を受診してから半年間と決まっている。移民ビザ申請に伴い行われる健康診断の有効期限は最長6ヶ月間です。ビザの有効期限は健康診断の有効期限を越えることはありません大使館のサイトにも明確に書かれている。

次に続く・・・

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